皆さんもヤフーニュースなどに、「みんなのコメント」という欄があるのをご存知かと思います。この機能ですが、今までなら何か意見を発信したくとも、著名な方や新聞雑誌の取材を受けられる方、投稿コーナーに採用された方などに限定されていました。つまり発信できる方が非常に限られていたのです。

 でもインターネットの普及により、誰でも発信者になれる時代がやってきました。もちろん所属とか氏名とかを書く必要がない、匿名での投稿ですから、責任がない。中には暴力的なもの、下品な表現で相手を罵倒するようなものまで、たくさんの種類が混在しています。

 以前読んだ記事の中に「このような状態が続くなら、これらの意見は全て「トイレの落書き以下」という扱いになって、本当に良い意見でも無視されてしまう危険があります。最低限、相手に対する敬意だけは持っていないといけません」というものでした。たしかにその通りです。

 ところが昨日、こんな記事がありました。コロナの給付金に関してです。


(投稿者)
「家族には10万円もらえるはずなんだけど、うちのネコも家族なんだけどなあ。10万円もらえなかった」
(返信)
「うちの犬は登録してあるから、マイナンバー持ってるはずなんだけど、やっぱりもらえませんでした。」

 コロナウイルス騒動で、ちょっとカリカリした雰囲気が漂う中、ちょっと「ほっこり」した記事でした。
やっぱり、どんな時もユーモアを忘れちゃだめなんですね。