新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
昨日11日、始業式を行いました。1月4日より2号・3号認定園児さんは登園していましたが、11日から1号認定園児さんも揃って、本当に全園児さんが通園するようになり、元気な笑顔が戻ってきてくれました。
今年は寅年。寅のように勇壮に、元気よく、勢いを持って事業に取り組んでいく所存です。
今年になって、オミクロン株と言う新たな新種コロナウイルスが流行し始めました。第6派が来るとも言われています。今まで以上に健康に気を付け、幼稚園からコロナを出さない努力を引き続き務めてまいります。
今日、ファイザー社が営業職を半数にして、リモート主体の営業に切り替える、というニュースがありました。コロナで「仕方なく」行うようになったリモートですが、使って見て、その便利さに気づいた企業も多くなったようです。私ども、幼稚園業界でも「研修はリモートで」という流れができつつあります。これを使えば、地方で行われる研修でも参加できる。時間が節約できる。会場までの交通費・宿泊費も節約できる、とメリットも多いのですが、周りの参加者と名刺交換して情報を収集したり、顔なじみの先生方とご挨拶しながら最新情報を聞いたりと言う、「人と人」がかかわる事で得られるメリットもなくなってしまう、という事になります。これも少し寂しい気がします。
ファイザーの場合、ひとつの取引先から次の取引先まで移動する時間がもったいない。リモートなら会社に行かなくて、自宅でもできる。(会社も大きなフロアは不要になる)今まで10人の営業が必要だったのに、半分で済む。だから5人は辞めて下さい、って事になるのでしょう。あれだけコロナワクチンで売り上げがある会社ですらこれです。すごい時代に突入したものと思います。
経費の節約という視点では正しい選択になります。我が国だって人口減少・労働力の減少が問題になっていますから、その意味では正しい選択なのかも知れません。
私は古い人間なので、見積書をメールで送ってもらって、一番安い会社のものを返信メールで注文、宅配便で送ってもらうと言うものより、担当者と話をしながら「この製品のここはいいけど、色使いが悪いよね。」「この部分の突起が危ない気がする。できればもう少し丸くして欲しかった」などと意見を交わしながら「営業さんと長い取引なんだから、お宅の会社から買いますよ」って事もなくなってしまうのか、と少し寂しく思っています。
そうなると、メール文章の書き方、電話対応の仕方なども含め、リモートでも対応できる力を育てる必要が出てくるかも知れません。ただ、「必要だから」と付焼刃的に指導をするのでなく、その基本となるのは「人と人がかかわる力」です。その基となる非認知的能力(数字では表せない「やさしさ」とか「思いやり」といったもの)の重要性がさらに増していく。この非認知的能力の育成が幼稚園の最大の課題となる可能性を感じています。
園でも人と人のかかわる力を育てるために、基本から見直し、良い保育ができるよう、教職員一丸となって努力していく所存です。
ご理解ご協力をお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
昨日11日、始業式を行いました。1月4日より2号・3号認定園児さんは登園していましたが、11日から1号認定園児さんも揃って、本当に全園児さんが通園するようになり、元気な笑顔が戻ってきてくれました。
今年は寅年。寅のように勇壮に、元気よく、勢いを持って事業に取り組んでいく所存です。
今年になって、オミクロン株と言う新たな新種コロナウイルスが流行し始めました。第6派が来るとも言われています。今まで以上に健康に気を付け、幼稚園からコロナを出さない努力を引き続き務めてまいります。
今日、ファイザー社が営業職を半数にして、リモート主体の営業に切り替える、というニュースがありました。コロナで「仕方なく」行うようになったリモートですが、使って見て、その便利さに気づいた企業も多くなったようです。私ども、幼稚園業界でも「研修はリモートで」という流れができつつあります。これを使えば、地方で行われる研修でも参加できる。時間が節約できる。会場までの交通費・宿泊費も節約できる、とメリットも多いのですが、周りの参加者と名刺交換して情報を収集したり、顔なじみの先生方とご挨拶しながら最新情報を聞いたりと言う、「人と人」がかかわる事で得られるメリットもなくなってしまう、という事になります。これも少し寂しい気がします。
ファイザーの場合、ひとつの取引先から次の取引先まで移動する時間がもったいない。リモートなら会社に行かなくて、自宅でもできる。(会社も大きなフロアは不要になる)今まで10人の営業が必要だったのに、半分で済む。だから5人は辞めて下さい、って事になるのでしょう。あれだけコロナワクチンで売り上げがある会社ですらこれです。すごい時代に突入したものと思います。
経費の節約という視点では正しい選択になります。我が国だって人口減少・労働力の減少が問題になっていますから、その意味では正しい選択なのかも知れません。
私は古い人間なので、見積書をメールで送ってもらって、一番安い会社のものを返信メールで注文、宅配便で送ってもらうと言うものより、担当者と話をしながら「この製品のここはいいけど、色使いが悪いよね。」「この部分の突起が危ない気がする。できればもう少し丸くして欲しかった」などと意見を交わしながら「営業さんと長い取引なんだから、お宅の会社から買いますよ」って事もなくなってしまうのか、と少し寂しく思っています。
そうなると、メール文章の書き方、電話対応の仕方なども含め、リモートでも対応できる力を育てる必要が出てくるかも知れません。ただ、「必要だから」と付焼刃的に指導をするのでなく、その基本となるのは「人と人がかかわる力」です。その基となる非認知的能力(数字では表せない「やさしさ」とか「思いやり」といったもの)の重要性がさらに増していく。この非認知的能力の育成が幼稚園の最大の課題となる可能性を感じています。
園でも人と人のかかわる力を育てるために、基本から見直し、良い保育ができるよう、教職員一丸となって努力していく所存です。
ご理解ご協力をお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
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