英国の象徴でもあり、「国民の母」として親しまれていたエリザベス女王様が崩御されました。心から哀悼の意を表します。
長年にわたり、女王として努力された女王様。お亡くなりになる前日、「女王様が医師の管理下に置かれた」というニュースがありました。「管理下に置かれる」と言うのですから、ご高齢と言う事もあるので、大事をとって入院されたのだろう、位に思っておりましたが、翌日亡くなられた、というニュースを目にし、驚いたものです。それまで体調を崩された、とかご病気とか、そう言う話が一切表に出なかっただけに、信じられない気持ちでした。
女王様の国葬。テレビで拝見する位しかできませんでしたが、その荘厳さ。馬車での移動もそうですし、寺院の廊下を通過する時、6人並んだ軍隊の方々、廊下ぴったりだったのは驚きでした。おそらく、廊下の幅をはかり、通過できる人数を割り出し、インターバルも正確に計算したものと思いますが、こう言う細かな所まで気を配る。伝統を重んじる英国の歴史を感じずにはいられませんでした。演出的なものもなく、派手さはないけれど、実に粛々たる「美」を感じるような重々しさをテレビ画面を通じて見る事ができました。
国民の弔問を受けるのに、20時間も歩かないといけないのに、それを承知で何万人と言う国民が最後のお別れのため、列をなしたというレポートなど。本当に国民から愛された女王様だったんだな、という事が伝わってきました。
ご葬儀の最後は、いつも女王様の目覚まし時計代わりに女王様の寝室の下でバグパイプを演奏していた方の演奏。バグパイプって何とも言えない哀愁を漂わせる音なんですね。それが宮殿に響いて、最後は歩きながら奏者が去っていきます。本当に最後の演奏になる訳です。奏者の背中が何となく寂しさを漂わせ、音がだんだん小さくなるのが何とも切なく、英国王室の歴史と言うものはこう言う事なんだな、と感じさせられるシーンでした。
女王様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
長年にわたり、女王として努力された女王様。お亡くなりになる前日、「女王様が医師の管理下に置かれた」というニュースがありました。「管理下に置かれる」と言うのですから、ご高齢と言う事もあるので、大事をとって入院されたのだろう、位に思っておりましたが、翌日亡くなられた、というニュースを目にし、驚いたものです。それまで体調を崩された、とかご病気とか、そう言う話が一切表に出なかっただけに、信じられない気持ちでした。
女王様の国葬。テレビで拝見する位しかできませんでしたが、その荘厳さ。馬車での移動もそうですし、寺院の廊下を通過する時、6人並んだ軍隊の方々、廊下ぴったりだったのは驚きでした。おそらく、廊下の幅をはかり、通過できる人数を割り出し、インターバルも正確に計算したものと思いますが、こう言う細かな所まで気を配る。伝統を重んじる英国の歴史を感じずにはいられませんでした。演出的なものもなく、派手さはないけれど、実に粛々たる「美」を感じるような重々しさをテレビ画面を通じて見る事ができました。
国民の弔問を受けるのに、20時間も歩かないといけないのに、それを承知で何万人と言う国民が最後のお別れのため、列をなしたというレポートなど。本当に国民から愛された女王様だったんだな、という事が伝わってきました。
ご葬儀の最後は、いつも女王様の目覚まし時計代わりに女王様の寝室の下でバグパイプを演奏していた方の演奏。バグパイプって何とも言えない哀愁を漂わせる音なんですね。それが宮殿に響いて、最後は歩きながら奏者が去っていきます。本当に最後の演奏になる訳です。奏者の背中が何となく寂しさを漂わせ、音がだんだん小さくなるのが何とも切なく、英国王室の歴史と言うものはこう言う事なんだな、と感じさせられるシーンでした。
女王様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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