2022,ワールドカップが開幕しました。変な時期での開催ですが、開催国が中東のカタール。夏なんかに開催したら、選手が熱中症で全員ダウンしちゃうかも知れない位の暑さになるでしょうから、異例の時期に開催するのも、仕方ないのかも知れません。

 毎日熱戦が続いていますので、私も夜中にテレビで観戦しています。昨日は日本対ドイツの一戦がありました。常識的に考えれば、(FIFAランキングでも明らかなように)ドイツの圧勝でしょう。でも、最初のドイツの得点はPKです。ゴールキーパーが後ろから倒れこんで、ドイツの選手を押しつぶした反則と言う事ですが、ドイツの選手もユニフォーム引っ張ったり、結構姑息な手段を使っていますので、不運と言えば不運。ただ、ボール回されて、守備陣が翻弄され、ぽっかり空いた穴を突破されての失点に比べると、精神的なダメージは少ないだろうな、と思いました。それよりオフサイドにはなりましたが、日本の右サイドを突破してからのセンタリングでゴールまで運んだ攻撃の方が数段相手に対する脅威になっていたような気がします。

1点取られた後の日本、選手を入れ替えましたが、攻撃的な選手を次々投入。絶対に点を取る。逆転する、という意思がはっきりしているだけに、チーム全体を鼓舞する効果もあったと思います。同点ゴールもいい時間帯でしたし、逆転のゴールは「どうしたらあの隙間から打てるのだろう?」と思わせる芸術的なゴール。見ていて思わずガッツポーズでした。

  日本チームとしては、最高の初戦でしたが、昔々、あのサッカー大国ブラジルに勝って、勝ち点6を記録しながら決勝に進めなかった時もあります。(アトランタオリンピックでしたか?)
ここで油断しては足元すくわれそうです。ぜひ3連勝、勝ち点9で決勝トーナメントに進むつもりで戦って欲しいものです。

  でも、ちょっと思う事。何で日本は本戦まで、ダラダラした試合をする事が多いのに、ワールドカップが始まると、全く別のようなチームに生まれ変わるのでしょうか?前回もそうでしたし、前々回もそうでした。本戦であれだけ活躍できるのなら、予選時から豪快に勝っていいはず。同じ選手ばかり使って、相手に研究され、裏を取られて敗戦。良くてギリギリの勝利って感じの試合が多かった記憶がありますが、本番になると頑張る。ファンからしたら嬉しい限りですが、「もうちょっと安心して見られるようになって欲しいなあ。それじゃないと心臓に良くないよ」って思います。

がんばれニッポン!この調子ならベスト8も夢じゃない!