最近(前からあったのですが)講演会・研修会の案内がバンバン届くようになりました。内容はだいたい同じです。「成功した園の紹介とノウハウ伝授」です。案内を見ると、威勢の良い文字が躍っています。「入園申込、100人オーバーの園児募集成功例!」「アフタースクールで卒園児を含め100人が参加!」「首都圏に10の保育所を設立した学校法人!成功の秘訣!」「未就園児教室参加者の100%が入園申込をする幼稚園」等々…。さあ、あなたの園も園児数を増やしましょう!そのためにわが社の講演会を受講して下さい!という内容です。
幼児人口自体が少なくなる中、園児減となるのは「アタリマエ」なのに、園児を増やすのは「成功例」なのでしょうが、私はちょっと違うのです。
経営という面を考えれば、園児数は多ければ多いほど楽になります。でも、私たちが行っておるのは「商売」ではない。「教育」なのだ、という事です。
園児数10人の園より50人の方が、50人より100人の方が。100人より300人の方が、経営的には楽。だったらと園児を増やしていく「数による経営」って、いずれ破綻するのじゃないか?(ねずみ講と似ていると思います)
それよりも、「教育に適した人数」の方が教育的効果もあがり、「子ども」にとって幸せなんじゃないか、って思うのです。経営的に成功、ではなく教育的に成功、でありたい。経営的な事を考えるなら、幼稚園は向いていない。会社経営の方が絶対にいいはずです。それでも「あえて」幼稚園を選ぶのは、そこに社会的な使命がある。地域の教育という任務がある。卒園生に対しての責任がある。だから幼稚園と言う仕事をしていると思うのです。
今、旭幼稚園は定員135名です。平成の終わり頃から3歳以上の園児数は変わりません。認定こども園になり、0~2歳の園児さんの分は増えましたが、3歳以上はほとんど変わりません。教員数なども関係してくるのですが、本当の事を言えば、125名くらいが園児一人一人の個性・発達の差にも応じられ、一番旭幼稚園の保育が充実するんじゃないか、と思っています。
各種ご案内を送って来る会社には申し訳ないのですが「大きければ成功・小さければ失敗」という「数」で判断するのでなく「内容」で判断したいな、と感じました。旭幼稚園では今のままの状態で充分。あえてこれ以上大きくする必要はない。その中で充実した保育ができればいい。そう思っています。
幼児人口自体が少なくなる中、園児減となるのは「アタリマエ」なのに、園児を増やすのは「成功例」なのでしょうが、私はちょっと違うのです。
経営という面を考えれば、園児数は多ければ多いほど楽になります。でも、私たちが行っておるのは「商売」ではない。「教育」なのだ、という事です。
園児数10人の園より50人の方が、50人より100人の方が。100人より300人の方が、経営的には楽。だったらと園児を増やしていく「数による経営」って、いずれ破綻するのじゃないか?(ねずみ講と似ていると思います)
それよりも、「教育に適した人数」の方が教育的効果もあがり、「子ども」にとって幸せなんじゃないか、って思うのです。経営的に成功、ではなく教育的に成功、でありたい。経営的な事を考えるなら、幼稚園は向いていない。会社経営の方が絶対にいいはずです。それでも「あえて」幼稚園を選ぶのは、そこに社会的な使命がある。地域の教育という任務がある。卒園生に対しての責任がある。だから幼稚園と言う仕事をしていると思うのです。
今、旭幼稚園は定員135名です。平成の終わり頃から3歳以上の園児数は変わりません。認定こども園になり、0~2歳の園児さんの分は増えましたが、3歳以上はほとんど変わりません。教員数なども関係してくるのですが、本当の事を言えば、125名くらいが園児一人一人の個性・発達の差にも応じられ、一番旭幼稚園の保育が充実するんじゃないか、と思っています。
各種ご案内を送って来る会社には申し訳ないのですが「大きければ成功・小さければ失敗」という「数」で判断するのでなく「内容」で判断したいな、と感じました。旭幼稚園では今のままの状態で充分。あえてこれ以上大きくする必要はない。その中で充実した保育ができればいい。そう思っています。
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