ニュースでは年収130万円の壁問題を解決するために、今年10月から「年収130万円を2年間は超えても扶養から外れなくていい」という政策を閣議決定するそうです。私、岸田さんはバランス感覚に優れた方と思っておりましたが、この政策には一瞬開いた口がふさがりませんでした。
日本の労働者、総賃金がジリジリ低下している現状を打開するために、なんとか収入を増やす努力、可処分所得の増額を考えないといけない時期に来ています。そこにある「壁」が130万円。これを超えたくない、扶養の範囲内で働きたい。そう言う方も多いのです。そうなると、時給を上げたら、働ける時間は少なくなる訳です。しかも2年間130万円を超えていても扶養から外れなくていいとしても、3年目になったら扶養じゃなくなる。これが解決策?と思うと、情けないやら…。
ここに君臨する問題の「根」は、財務省が「税収が減る」事を極端に嫌うからです。ガソリンが高騰したら、ガソリン代の半分と言われる税金を安くすればいいのに、高い税金はそのままで、元受けに補助金を出して卸価格を下げてもらう、という馬鹿馬鹿しい手法をとりました。税金は今まで通りもらう。そして補助金。この手間だって相当かかるはず。だったら、その分税金を下げれば効果はすぐ目に見えるはず。それなのにこの補助金の効果が見えない、という指摘がありました。「いやー、補助金以上に仕入れ価格があがちゃって…」「仕入れ価格は下がってきたんですけど、物流にお金がかかって…」理由をつけて、補助金はもらうけど、価格は補助金分下がっていないじゃないか、という話もありました。笑えません。
話を元に戻しますが、そもそも扶養の範囲をずーーーーっと130万円に据え置いてきた事が間違い。女性の社会進出を後押しする気があるなら、一気に150万円160万円まで上げる。扶養の範囲が緩くなりました。だから時給を上げて下さい、経済を回していきましょう、と言うのが本来の政策。私、5年間消費税5%にしてもいいんじゃないか。とにかく社会にお金を回し、経済を刺激する政策が必要と思ってました。それが「2年間だけは、130万円を超えても扶養にできる」なんじゃこれ?
もうひとつ、許せないのが社会保険料高すぎます。もう少し安くならないものでしょうか?こう言うと、高い社会保険のおかげで安い値段で医者にかかれるんだ、という反論もあると思います。でもね、私たちが納めた社会保険料が全て社会保健のために使われるのなら我慢します。でも、各社会保健組合、なんとか保養所とか、かんとか会館といった、首都圏に住む人しか利用できない施設をバンバン作りました。これが黒字ならいいんでしょうが、どうなんでしょう?それ程繁盛しているようには見えません。これも保険組合の幹部の方々の天下り先、という辛口のご意見があります。
このご意見はさておき、保険組合なんですから、本業に専心するべきじゃない?余計なものを切れば、少しは保険料安くなるんじゃない?って思います。
もうひとつ。130万円の壁をなくす。1円でも稼げば社会保健に加入する。広く浅く、収入に応じた保険料にして、社会全体で負担するようにすれば、ちょっとは安くなるんじゃないか、とも思いますが、これをやったら、今までの保険料はそのままで、新たに加入義務者となる方々の保険料が「おまけ」になるような保険料体系を作りそうです。多分、こっちの可能性の方が高そうです。だったら、扶養の範囲、一気に160万円まで上げる事が一番よさそうです。今からでも遅くない。閣議決定して欲しいです。私が総理大臣だったら、即やっちゃうんですけどね…。
日本の労働者、総賃金がジリジリ低下している現状を打開するために、なんとか収入を増やす努力、可処分所得の増額を考えないといけない時期に来ています。そこにある「壁」が130万円。これを超えたくない、扶養の範囲内で働きたい。そう言う方も多いのです。そうなると、時給を上げたら、働ける時間は少なくなる訳です。しかも2年間130万円を超えていても扶養から外れなくていいとしても、3年目になったら扶養じゃなくなる。これが解決策?と思うと、情けないやら…。
ここに君臨する問題の「根」は、財務省が「税収が減る」事を極端に嫌うからです。ガソリンが高騰したら、ガソリン代の半分と言われる税金を安くすればいいのに、高い税金はそのままで、元受けに補助金を出して卸価格を下げてもらう、という馬鹿馬鹿しい手法をとりました。税金は今まで通りもらう。そして補助金。この手間だって相当かかるはず。だったら、その分税金を下げれば効果はすぐ目に見えるはず。それなのにこの補助金の効果が見えない、という指摘がありました。「いやー、補助金以上に仕入れ価格があがちゃって…」「仕入れ価格は下がってきたんですけど、物流にお金がかかって…」理由をつけて、補助金はもらうけど、価格は補助金分下がっていないじゃないか、という話もありました。笑えません。
話を元に戻しますが、そもそも扶養の範囲をずーーーーっと130万円に据え置いてきた事が間違い。女性の社会進出を後押しする気があるなら、一気に150万円160万円まで上げる。扶養の範囲が緩くなりました。だから時給を上げて下さい、経済を回していきましょう、と言うのが本来の政策。私、5年間消費税5%にしてもいいんじゃないか。とにかく社会にお金を回し、経済を刺激する政策が必要と思ってました。それが「2年間だけは、130万円を超えても扶養にできる」なんじゃこれ?
もうひとつ、許せないのが社会保険料高すぎます。もう少し安くならないものでしょうか?こう言うと、高い社会保険のおかげで安い値段で医者にかかれるんだ、という反論もあると思います。でもね、私たちが納めた社会保険料が全て社会保健のために使われるのなら我慢します。でも、各社会保健組合、なんとか保養所とか、かんとか会館といった、首都圏に住む人しか利用できない施設をバンバン作りました。これが黒字ならいいんでしょうが、どうなんでしょう?それ程繁盛しているようには見えません。これも保険組合の幹部の方々の天下り先、という辛口のご意見があります。
このご意見はさておき、保険組合なんですから、本業に専心するべきじゃない?余計なものを切れば、少しは保険料安くなるんじゃない?って思います。
もうひとつ。130万円の壁をなくす。1円でも稼げば社会保健に加入する。広く浅く、収入に応じた保険料にして、社会全体で負担するようにすれば、ちょっとは安くなるんじゃないか、とも思いますが、これをやったら、今までの保険料はそのままで、新たに加入義務者となる方々の保険料が「おまけ」になるような保険料体系を作りそうです。多分、こっちの可能性の方が高そうです。だったら、扶養の範囲、一気に160万円まで上げる事が一番よさそうです。今からでも遅くない。閣議決定して欲しいです。私が総理大臣だったら、即やっちゃうんですけどね…。
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