3月18日(月)午後1時半頃、幼稚園の周りが何となく霞がかかったような状態になりました。何となくきな臭い臭いもしてきました。周りを見回してみると、幼稚園の南西、山の稜線の向こうから大量の煙がもくもくとあがっているではありませんか!山火事です。
足利は数年前にも本城のハイキングコースから出火し、なかなか鎮火せず自衛隊のヘリコプターまで消火にあたっていた時がありました。あの時は全国の知り合いの園長先生から「旭幼稚園は大丈夫?」というお見舞いのお電話をいただきました。
その後、園の東にある大小山登山道付近でも出火した事があります。そして今回、幼稚園から数百メートルの所から出火した訳です。かなり風も強かったので、風に流れて煙が流れてきました。消防車のサイレンがけたたましく響く、なんともすごい場面を体験する事になりました。
直ぐに園内放送で火事が発生した事を園児の皆さんにも伝え、遊戯室に避難する様指示を出しました。今までの火災避難訓練では「地震が発生・その後給食調理室より出火」という想定で、園庭に避難すると言う設定で訓練をしていましたが、今回は逆。外が火事で、園内に避難する、という形になりました。
先ず消防署と連絡を取り、火災発生現場の特定。その後、メール連絡網を使い、山林火災が発生した事。幼稚園は延焼の危険はないが、煙がすごい事などを伝え、できるだけ早めにお迎えをお願いしたい旨連絡しました。次いで足利市保育課に電話で連絡。状況説明と園での対応などを伝えました。
旭幼稚園では学童クラブも運営しています。学童クラブの皆さんも、わざわざ火災現場に近い幼稚園に来るより、小学校で待機している方が安全と判断し、小学校に連絡し学童クラブの皆さん、一時的に小学校に避難という形を取らせていただきました。学童クラブの児童を見るため、学童クラブ指導員を小学校に行ってもらいました。小学校ではこの山火事のニュースが届いていなかったため、幼稚園からの連絡で初めて知ったとの事。この山火事の現場に近い所に家がある生徒は、一時的に学校避難と言う形をとったそうです。幼稚園から連絡が行かなかったら、そのまま下校させていた所。連絡があったおかげで安全確保ができました、と後からお礼の電話をいただきました。
この山林火災、午後5時頃鎮火したようです。鎮火した旨、足利市保育課に連絡しました。「迅速な連絡、ありがとうございます」とお礼の言葉をいただきました。同時に県にもメールで近隣の山林から火災発生、現在鎮火。幼稚園の園児・職員・園舎等の被害はありません」旨連絡しておきましたが、こちらは何の問い合わせも確認もありません。
幼稚園では毎月の避難訓練の他、毛野小学校の災害時引き渡し訓練と同日に、幼稚園の引き渡し訓練も行っています。旭幼稚園では緊急時、車でお迎えの方は、北側駐車場をドライブスルー方式で引き渡しを行っていますが、これも大きなトラブルなく、スムーズに引き渡しが行えました。コロナの時、接触を避ける意味と迅速な対応をするため考えたドライブスルー方式、今回も大活躍してくれました。
問題はメール連絡網です。お仕事をされている方、職場によっては携帯電話はロッカーにしまうよう指示がある所も多いそうです。そのため、普通に仕事を終わって、退勤の時に携帯電話を開き、初めて火災に気づいた、という方も複数いらっしゃいました。いつ起こるかわからない災害のため、携帯電話を持たせて下さい、と職場にお願いするのも失礼な事です。そうなると、こう言う緊急事態が起きた時の連絡をどうするか。新たな課題が出てきました。一番良いのは「職場連絡網」を作って、「〇〇会社に連絡し、保護者の△△さんに伝えてもらうと同時に、次の××会社の◎◎さんに連絡してもらう」というシステムも必要なのか?とも思いますが、現実的には不可能かと思います。ここは難しい所ですね。
足利は数年前にも本城のハイキングコースから出火し、なかなか鎮火せず自衛隊のヘリコプターまで消火にあたっていた時がありました。あの時は全国の知り合いの園長先生から「旭幼稚園は大丈夫?」というお見舞いのお電話をいただきました。
その後、園の東にある大小山登山道付近でも出火した事があります。そして今回、幼稚園から数百メートルの所から出火した訳です。かなり風も強かったので、風に流れて煙が流れてきました。消防車のサイレンがけたたましく響く、なんともすごい場面を体験する事になりました。
直ぐに園内放送で火事が発生した事を園児の皆さんにも伝え、遊戯室に避難する様指示を出しました。今までの火災避難訓練では「地震が発生・その後給食調理室より出火」という想定で、園庭に避難すると言う設定で訓練をしていましたが、今回は逆。外が火事で、園内に避難する、という形になりました。
先ず消防署と連絡を取り、火災発生現場の特定。その後、メール連絡網を使い、山林火災が発生した事。幼稚園は延焼の危険はないが、煙がすごい事などを伝え、できるだけ早めにお迎えをお願いしたい旨連絡しました。次いで足利市保育課に電話で連絡。状況説明と園での対応などを伝えました。
旭幼稚園では学童クラブも運営しています。学童クラブの皆さんも、わざわざ火災現場に近い幼稚園に来るより、小学校で待機している方が安全と判断し、小学校に連絡し学童クラブの皆さん、一時的に小学校に避難という形を取らせていただきました。学童クラブの児童を見るため、学童クラブ指導員を小学校に行ってもらいました。小学校ではこの山火事のニュースが届いていなかったため、幼稚園からの連絡で初めて知ったとの事。この山火事の現場に近い所に家がある生徒は、一時的に学校避難と言う形をとったそうです。幼稚園から連絡が行かなかったら、そのまま下校させていた所。連絡があったおかげで安全確保ができました、と後からお礼の電話をいただきました。
この山林火災、午後5時頃鎮火したようです。鎮火した旨、足利市保育課に連絡しました。「迅速な連絡、ありがとうございます」とお礼の言葉をいただきました。同時に県にもメールで近隣の山林から火災発生、現在鎮火。幼稚園の園児・職員・園舎等の被害はありません」旨連絡しておきましたが、こちらは何の問い合わせも確認もありません。
幼稚園では毎月の避難訓練の他、毛野小学校の災害時引き渡し訓練と同日に、幼稚園の引き渡し訓練も行っています。旭幼稚園では緊急時、車でお迎えの方は、北側駐車場をドライブスルー方式で引き渡しを行っていますが、これも大きなトラブルなく、スムーズに引き渡しが行えました。コロナの時、接触を避ける意味と迅速な対応をするため考えたドライブスルー方式、今回も大活躍してくれました。
問題はメール連絡網です。お仕事をされている方、職場によっては携帯電話はロッカーにしまうよう指示がある所も多いそうです。そのため、普通に仕事を終わって、退勤の時に携帯電話を開き、初めて火災に気づいた、という方も複数いらっしゃいました。いつ起こるかわからない災害のため、携帯電話を持たせて下さい、と職場にお願いするのも失礼な事です。そうなると、こう言う緊急事態が起きた時の連絡をどうするか。新たな課題が出てきました。一番良いのは「職場連絡網」を作って、「〇〇会社に連絡し、保護者の△△さんに伝えてもらうと同時に、次の××会社の◎◎さんに連絡してもらう」というシステムも必要なのか?とも思いますが、現実的には不可能かと思います。ここは難しい所ですね。
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