最近、勘違いして話が合わなくなる事、増えてきました。やっぱり年を取った証拠かな？と思っています。

　不肖、私、お隣の群馬県大泉町にある大泉保育福祉専門学校で非常勤講師を仰せつかっています。「言語表現」という科目を担当しています。昨日は絵本読み聞かせの授業で、「世界で一番古い絵本って、どの時代にできていたと思う？」という質問をしました。明治時代、江戸時代、鎌倉時代など、様々な答えが出てきました。その時「江戸時代は１６０３年」「鎌倉幕府は１１９２年」などと語呂合わせで覚えた年号を言ったのですが「先生、鎌倉幕府は１１８５年です」と指摘がありました。
　家に帰って、息子に確認したところ、息子が高校時代、鎌倉幕府の成立について、諸説でてきて、１１８５年が正しいのじゃないか？って説が有力になっていたようだ、という話を聞きました。「いい国（1192)作ろう鎌倉幕府」だったのが「いい箱(1185)作ろう鎌倉幕府」に変わった訳です。
　私の息子が高校時代の話ですから、かれこれ１０年前くらいです。あの時は鎌倉幕府成立に関する年号を答える問題は出ていなかった、という話まで聞きました。なるほど。
　私、記憶力が悪く、年号は全て語呂合わせで覚えていたのですが、次代が変わり、研究が進み、年号まで変わる時代になっちゃったんですね。あまりニュースにも出てこなかったので、見逃していました。
ひとつ利口になりました。

　今日の職員会議の事です。あるクラスで「今日はインスタごっこをしたいと思います」との話が出ました。「インスタごっこ？いやー、なんと近代的なものを素材にしているんだろう！さすが若い先生方は違うなあ」と思っていました。「どんな活動になるんだろう？パソコン使うのかな？携帯電話でも使うのかな？」「インスタごっこしている所、インスタに上げたらどうなるんだろう」などなど、勝手に思っていたら、私が聞き違えていたらしく、本当は「イースターごっこ」だったのです。インスタとイースター、似ていると言えば似てますが、中身は全く違います。「ありゃ？」
なんともお恥ずかしい限りです。（耳が遠くなったのか？）