朝倉町のアピタ1階コム広場にて園児さんの発表、ちびっこサロンと2回連続で発表をさせていただきました。先ずは18日(土)。「園児さんのコンサートを」というお話をいただき、年中さん・年長さんが昨年12月、足利市民プラザ文化ホールにて行った「よい子の発表会」でご披露させていただきました演奏・合唱を基に、少しアレンジを加えて発表させていただきました。

 何度かコム広場で発表をやらせていただいておりますので、園児さんの顔がよく見えるようにと山台まで作ってあり、それを持ち込んでの演奏会です。なにしろ大型の楽器も多く、運送屋さんのトラックを借用しないと楽器運搬すらできません。裏方はたいへんですが、園児さん達のいい思い出になれば、と考え、お引受しました。

 演奏自体は非常に良かったです。また、歌が上手。怒鳴らない・音程をしっかりとった歌は幼稚園児とは思えない位ステキでした。普通は幼稚園児の歌と言えば、大きな声を出したほうがエライと勘違いして、とにかく大声を出してしまい(結局音程が取れず)何を歌っているのかわからない歌が多いのですが、旭幼稚園の園児さんは、きちんと音程をとって、ピアノの音に合わせて歌うのが上手です。(かなり自慢してますよね?でも事実なんです!)

 その興奮もさめやらぬ5月21日(火)、今度は「ちびっこサロン・わくわく出張幼稚園」というアピタ子ども図書館様と足利市幼稚園連合会のコラボ事業でまたまたコム広場で発表の機会をいただきました。これは旭幼稚園育児支援サークル「マザーグース」のスタッフの方を中心に、幼稚園入園前のお子様と保護者向けに行っているものですが、こちらは体操に始まり歌や手遊び、制作などを行いました。保護者の方、参加型のイベントです。20組くらいの皆様にお集まりいただき感謝申し上げます。

 「園長も何かやってください」というリクエストもあり、マグネットシアターで「素敵な帽子屋さん」をご披露させていただきました。森の帽子屋さんの所に動物たちが帽子を買いに来る、というお話です。最初はパンダさん。次はネコさん。最後にウサギさんが買いに来ます。最後のウサギさんが大うけ。(特にママに大うけでした)楽しんでいただけたようで、皆さん笑顔で手拍子までいただきました。小さなお友達も大満足だったようです。皆さんニコニコ笑顔で、作ったトトロを手にしていました。楽しんでいただけたようで、私たちも嬉しく思いました。

 幼稚園の役割として、教育がメインである事は事実です。でも、その「教育」が幼稚園の敷地内だけでなく、地域に向かって開かれていなければいけないと思うのです。旭幼稚園も今年創立50周年。この50年間、地域の方々に支えられ成長してきた。だから今、このノウハウを地域の皆さんに還元する事が必要ではないか。幼稚園が地域の「子育ての拠点」子育てが終わってもふらっと通える場所でありたいな。そんな思いがあります。
 今回の発表2連戦が、地域の皆様のお役にたてたら幸いです。さて、次のマグネットシアター、何か新作を考えないといけませんね。