本日、半休をとって運転免許証の講習と書き換えに行ってきました。今回から、ついに「高齢者講習」が必要な年齢になってしまいました。精神年齢なら「永遠の3歳児」なんですが…。

  高齢者講習ですが、先ず日程が取れません。東足利自動車教習所、足利自動車教習所も日程があわず、佐野の教習所も聞いてみましたが予約とれず。鹿沼の免許センターに行くとなると、朝何時に家を出たらいいんだい?ってレベル。皆さんも高齢者講習の葉書が来たら、早めに予約する事をお勧めします。(皆さんは、まだそんな年齢じゃないか?)
 先ず朝が早いです。8時20分受付。で、一度講習室で「今回やる事はこれですよ」という説明があって、次に実際にコースで運転。そのあと視力検査。最後にDVDを見て終了、という日程です。
日程がとれない理由がわかりました。「定員5人」でした。しかも講習料金8000円。実技があるから仕方ないのでしょう。

 先ずはコースに出て運転技術を確認されます。普通にぐるっと回って、ウインカーきちんと出しているか、一時停止、きちんと止まれるか。信号の見落としはないか、などを見られるようです。それに加えて10センチの段差を乗り越えて、乗り越えたら直ぐに停止する、という試験がありました。高齢者の方が、駐車場で輪止めを乗り越えて、そのまま暴走するのを防止するための練習らしいのですが、10センチの段差を乗り越えるには、かなりエンジ回転あげないと無理。ちょっと怖い課題です。
私の番になって、教習車プリウスに乗って、シート合わせ。いつものクセで、足でブレーキが踏み込める場所。しかも膝が伸び切らない所で全長を合わせ、その後肘を軽く曲げて、いざという時は肘を内旋させて、ハンドルに突っ張れる位置に背もたれを調整していた時、左足でブレーキ踏んでいるのを見た先生から質問。
「いつも左足でブレーキ踏んでますか?」
「いや、どちらでも踏めます」
「じゃあ、今日は右足で踏んで下さい」
というやりとりの後、コースに出ました。
曲がる場所は先生が指示してくれるので、一応(私としては)スムーズに回れたと思ってます。段差乗り越えもなんとかクリアーできました。

その後、視力検査は無事合格。普通の視力検査の後、暗い中でも見えるか、という検査を受けて、こちらもなんとか合格。最後のDVDは高齢者の運転に特化したもので、登場される俳優さんも高齢者。こんなDVDも初めてです。

 そんな訳で、講習も無事終了し、その足で警察署に行って、書き換えの手続きをしてきました。書き換えに2500円です。警察署の視力検査、何て明るくて見やすいんだ!と感動しました。大型免許も持っているので「深視力検査」という2本の棒がたっていて、真ん中に1本の棒が前後に動く。ちょうど3本が一致した時点でボタンを押す、という検査も無事終了。免許更新できました。

 さて、後何年運転できるのか、という問題はあります。だけど、この近辺は車がないと生活できない。免許返納したら、何をやるにも誰かに連れて行ってもらわないと動けない訳です。
 高齢者の方が事故を起こすと「免許に年齢制限つけろ」「75歳になったら、自動的に免許失効するようにするべき」という議論が起きますが、東京都内のような電車、バス等々、なんでも好きなように使える所なら車など不要でしょう。でも公共交通機関が壊滅状態の地方では、車はライフラインになります。事故を起こさない様に、安全運転で、もうちょっと頑張ります。