皆さんもすでにニュース等でご存知の事と思いますが、国が推進する「子ども誰でも通園制度」が足利市でも本格的に始まります。この制度は、保育の必要性がある・なしに関わらず、月10時間まで3歳未満のお子様をお預かりする制度です。この制度を利用するにあたっては

①足利市内に住所がある方
②利用には足利市に申請を出し、承認された方
③幼稚園・保育所・企業主導型などの施設を利用していない方
④利用時間は月10時間まで
⑤足利市ホームページから、ネットを通じて各園に直接申し込む
⑥各園では利用可能の人数をホームページ上に記載し、定員いっぱいになった時点で終了
等々の手続きをとります。代金は直接幼稚園に支払います。旭幼稚園ではこのために「ペイペイ」導入しました。

 この制度ですが、足利市内では昨年から試験的に行っていた公立保育所2園に加え、今回幼稚園3園、保育所3園が行う事になったそうです。わが園では、「一般型」と「余裕活用型」の2種類ありますが、「余裕活用型」を選択しました。定員に空きがある場合に利用できる、という形です。
例えば0歳児4名の定員があり、4名の入園希望者がいた場合。旭幼稚園では「生後6ケ月から利用できます」という事になっているので、生後6ケ月前の方は入園は決まっていても入園できないわけです。入園予定者が入園するまでの間、この「空いている枠」を使ってお預かりするという形です。
1歳では「育休が明けてから職場復帰します。それまでの間は入園が決まっていても、実際は入園できないので、その空いている枠を使ってお預かりする、という事になります。ただ…。

  この制度が国の子ども子育て会議で議論されていた時、「月10時間」という問題が出ました。短すぎる、という意見です。たしかに受入れを行う幼稚園側としましても、9月第1週に3時間、9月第2週に3時間、9月第3週に4時間保育するとしても、すんなり集団に入ってもらえるものか。泣いて、泣きつかれて眠る頃お迎え、なんて事にもなりかねません。それを考えると、もう少し長くお預かりしてもいいんじゃないか?という意見は出たそうです。中には「月10時間?週10時間の間違いではないですか?」という意見もあったそうです。でも、この制度は働いている方のお子様をお預かりするための制度ではない。急な用事ができた時にお預かりする。保護者の方の育児疲れを解消するためのリフレッシュのための制度、と考えれば月10時間くらいが無理ない時間なのかも知れません。保護者の方、ご自身が通院する時間を確保する。美容院に行ってパーマをかける時間を作り出す、そんな利用方法もあります。また次年度通園するために、いくつかの園に預けて、どんな様子なのか確認するために利用する、という事も考えられます。その意味では良い制度なのかも知れません。

今年はまだ実質初年度という事もあり、そんなに多くの園が手を上げた訳ではないものの、今後の子育て制度の大きな改革になる「きっかけ」になりそうな気もします。旭幼稚園ではできるだけ早い時期から始める事で多くの実例・ノウハウを蓄積する意味もあり手を上げました。保護者の皆さんの為、できるだけの事をしてみるつもりです。頑張ります。