7月26日(土)、アピタ1階コム広場を会場に、縁日広場を行いました。この催しは、アピタこども図書館様の依頼を受け、開催したもので、今年で4年目になります。事の起こりはアピタこども図書館様が「夏祭りみたいなイベントをやりたい。子ども達が集まって、縁日のお店屋さんで遊べるような体験型イベントできませんか?」というお問い合わせに応じたものです。今年も先生方に知恵をしぼっていただき、いくつものブースを作る事ができました。

 アピタこども図書館様に事前予約をしていただいた方には「ドーナツ屋さん」で、好きなドーナツ2個が選べます。(もちろん色画用紙などで作ったニセモノです)奥にはジュース屋さんが控えており、色とりどりのジュースに、サクランボの乗ったアイスクリームをトッピングした「オリジナルジュース」を作れるブースが出店。(ジュース本体はカラフルなスズランテープです)容器は本物の透明カップを使ったので、遠目から見たら、本物と見間違えそうな出来栄えでした。

  その他、整理券がなくとも遊べる「魚釣りコーナー」「塗り絵コーナー」「折紙コーナー」。そして一緒に写真の撮れるブースなどを用意しました。第1部と第2部で入れ替え制をとりましたが、その間に「園長先生のマグネットシアター」コーナーが組み込まれていました。「最近、新作出てないですよね?」という先生方のプレッシャーを感じながら、「パンダ・うさぎ・コアラ」の歌に合わせ動物たちが登場する新作を前日夜までかかって完成させましたが、いつも新作発表の時は緊張します。しかけが思ったように作動するか、途中でトラブルは起きないだろうか。いつもながら一抹の不安をかかえての舞台になりますが、なんとか大きなミスもなく終了。次に大型紙芝居「はらぺこあおむし」を行いましたが、皆さんに楽しんでいただけたようです。

 見てくださった方の中に、マグネットシアターのファンという方もいて、嬉しいやら恥ずかしいやら…。ただ歌に合わせて動かすだけでなく、ところどころに「あっ」と驚くような「しかけ」を組み込んである事が喜んでいただける要因になっているのかな?と思っていますが、こう言うものを作っている時が一番楽しいですね。

 よくよく考えてみると「ゴリラの音楽会」に始まり、「大きな古時計」「となりのトトロよりさんぽ」「ピクニック」「ライオンキング」「おばけなんてないさ」「お客様はサンタクロース」「海の歌メドレー」「虫歯建設株式会社」「アイ・ラブ・ユウ」など、よくもこれだけ作ったものだ、と我ながら感心しています。大型紙芝居「はらぺこあおむし」も人気です。その他、壊れてしまったものもありますし、上映禁止を言い渡されたものもありますし、あと一歩、構想がまとまらず作れていないものもあります。イメージは出来ているのですが、最後の「しかけ」をどうするのか、どこに「オチ」を持っていくのか、思案中のものも多々あります。
いつか完成させ、皆さんの前で演じたいと思っていますので、ご期待下さい!