本日、卒園式をとりおこないました。年長さくら組の皆さん32名が幼稚園を巣立っていきました。6年間幼稚園で過ごした方。3年保育で過ごした方。転園されてきた方、様々ですが、皆「旭幼稚園のファミリー」として過ごし、園の教育目標に従った保育で過ごし、自分で考え・判断し・行動できる子どもに育ってくれたものと信じています。

幼児期の教育は目に見えづらい部分があります。小学校以上なら、テストを行い、その点数の上から順に「5・4・3・2・1」と通信簿に付ければ良いのですが、幼稚園ではこれは無理。全て担任が毎日の生活の中で、一緒に過ごした中で気づいた事から「子どもの成長」を読み解く事で小学校に送る「要録」に書き込んでいます。
小学校以上の先生方に、この話をすると「評価が先生個人の主観に基づくものになってしまう恐れがある。もっと客観的に証明できるものでないと、要録とは呼べないのでは?」という意見が出ます。でも、幼稚園で大切にしているものは「結果」ではないのです。その「結果」を導き出すまでの「過程」が重要です。失敗する事があってもいいのです。大切なのは「なぜ失敗したのか」その原因を考える事。次に同じような場面に遭遇した時、この失敗を教訓に「どうすれば失敗しないか」を考えれば良いのです。

 私は入園式の時「幼稚園は沢山失敗をする所。失敗してもいいんです」という話をします。失敗の中から学ぶ。それだって重要な体験だと思っています。ですから、年長さんになると、何かを作ろう。何かの活動をしようとすると、沢山の意見が出てきます。先日、マリオカートごっこをしましたが、ルールも自分たちで作りました。中には「その方法だと上手くいかないよ」という意見も出てきます。自分の失敗例から学んでいる事がよくわかります。ここまで出来るようになったんだな、すごいな、成長したな。「よくそこまで考えたな」と、子どもの発想力に感心しています。
皆さんなら、小学校へ行っても絶対に大丈夫。自信をもって臨んでください。

旭幼稚園の卒園生である、という誇りをもって取り組んでください。皆さんならできます。皆さんの活躍、お祈り申し上げます。