まだ後数時間残ってはいますが、令和7年度の保育が本日をもって終了します。6年度は創立50周年という大事業がありましたが、今年はこの50年の歴史をふまえ、次の50年に向かってのスタート初年度という事で、保育の基本である「環境による教育」「子どもの興味関心に沿った保育」に沿った保育を行ってきました。昭和の保育は園や保育者が「子どもにとって望ましい経験や活動とは何か」を選択し、無理なく子どもに伝えていく保育が主流でした。ある意味、幼児期に体験しておく事が望ましい活動がまんべんなく伝えられる、というメリットはありますが、子どもの興味関心が薄くなってしまう欠点もあります。そんな事もあってか、平成元年に幼稚園教育要領の大改定があり、今の保育に繋がっています。

 旭幼稚園では、この「子どもの興味・関心を高める環境設定」を重視し、子ども達の「やってみたいな」という気持ちを大切にした保育を続けてきたつもりですが、おかげをもちまして、自分で考える事、工夫して見る事、失敗しても、その「失敗から学ぶ」という事ができる子どもに成長したものと思っています。小学校へ行っても、大丈夫です。問題が起きても、自分なりに考え、解決の筋道を見つけられるような子どもに成長したと信じています。

 これも旭幼稚園を信じて、絶大なご協力をいただきました保護者の皆様のおかげと心より御礼申し上げます。来年度も頑張りますので、宜しくお願い申し上げます。スタッフも数名入れ替わりましたが、結婚や家庭の事情で退職された先生もいらっしゃいます。希望を持って保育の道を志し、旭幼稚園の保育を一緒にやりたい、と高い志を持って就職して下さった方もいらっしゃいます。このスタッフで、一丸となって新しい時代に対応した保育を行っていく所存です。

1年間ありがとうございました。そして、明日からの令和8年度も宜しくお願いします。今年以上にパワーアップした幼稚園になるよう頑ります。

                                     園長  井上智賀