今日6月1日より保育が再開されました。バスも通常通り運航し、保育時間も通常通りです。やっと普通の幼稚園に戻った感じがします。
でも、中はかなり変化しました。まずバスもひとつのコースが終わって、園児さんが降りた後、消毒です。保育室内もできるだけ距離をとって、前後も開けるようにしました。
幼稚園ですから、人と人のかかわりも重要なのですが、その「かかわり」も感染防止の観点から避けないといけません。結局、小学校のような皆、同じ方向(先生のほう)を向く「対面方式」の机配置となります。
これって、意見を出し合いながら保育を進めようとしている園にとっては死活問題です。意見にしても、誰が発言した意見かわからない。後ろから飛んでくる声に反応する訳ですから、非常にやりずらい形です。
今まで幼稚園も年長3学期になったら、小学校への準備として対面方式の机配置をしていましたが、それはそこまで「ひとつの机を囲んで意見を出し合う」保育があったからこその「対面方式」だったと考えています。新型コロナウイルス対策として、やらねばならない事なのですが、保育自体はやりずらさを感じています。
今日、うれしかった事は、泣くお友達が非常に少なかった事です。よーく考えたら、2回の「体験登園」をしていたものの、事実上今日が最初の登園みたいなものです。泣くお友達がいて不思議ではない。もちろん泣いているお友達がいない訳ではないのですが、非常に少なかった事がとても嬉しく思いました。皆さん、幼稚園に来られる事をとても楽しみにしていてくれた。この様子がよく伝わってきました。保護者の皆様も笑顔で送り出してくださりました。感謝です。
明日も元気に登園してくださいね。
園長 井上智賀
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