昨日・今日の2日にかけて、運動会の予行練習を行いました。好天に恵まれ、皆さん笑顔で頑張ってくれました。年少さんから年長さんまでは遊戯を練習しました。年少さんは先生の力を借りることなく、自分の力で歩いて、自分の場所をきちんと確認して止まって、先生の見本がなくても、きちんと遊戯ができて、退場も自分で歩いて戻ってくることができました。前列・後列の「位置交換」までやってます。幼稚園の3歳児の演技としては「非常識」な事をやっています。

 年中さんの遊戯も「自信をもって」取り組んでいる様子がよくわかります。教えられた演技をするのでなく、どうすれば列を揃えられるか、動きを合わせられるか。そんな点にも注意を払っている様子が伺われ、「こりゃスゲー」と思いました。


 年長さんのフラッグ遊戯は完全に幼稚園のレベルを超えてしまいました。ただ、人間と言うもの良く深い生き物で「ここを注意したら、もっとカッコ良くなるよね」という点が得てきましたので、担任と相談。今のままでも充分な演技なのに、更に手を入れようとしている悪い園長です。


 今回の予行を見て、コロナウイルスのおかげで「自粛」「中止」が多かった中で、いつも通りの運動会ができる、という喜びを持って取り組んでいる子ども達を目にして、とても嬉しく思っています。コロナ対策で、どうしても止めないといけないもの。消毒等、手をかけざるを得ないものもありますが、「普通」に運動会に向けての練習ができた事が一番の収穫ではなかったかと思っています。なにより、子ども達が笑顔で、楽しそうに取り組んでいる様子。本当にうれしく思いました。


保護者の皆様、園児さんの熱演に大きな拍手を。そして頑張る姿を応援してあげて下さい。あと少しの時間ですが、より良い演技ができるよう頑張ります。